診療のご案内 狭心症

心臓の血流障害

血液を全身に送るポンプの働きをしている心臓には、心臓の筋肉に血液を送る専用の血管(冠動脈)があります。狭心症とは、この冠動脈がコレステロールの沈着や石灰化で内腔が狭くなり(動脈硬化)、血流量が減少し心臓が貧血状態になる病気です。

心筋梗塞に比べ発作の程度が軽く心筋障害はほとんど起こりませんが、狭心症から心筋梗塞に進行する場合もあり早期発見・早期治療が必要です。

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症状

狭心症の原因は、冠動脈の老化(動脈硬化)といわれており中高年に多く見られる疾患ですが、近年では食生活や生活習慣の乱れがちな若年層にも増えています。下記のような症状が見られる場合は、重症化する前に早めに受診されることをお勧めします。

狭心症に見られる主な症状

心筋梗塞

心臓の血流障害による心筋の壊死

血液を全身に送るポンプの働きをしている心臓には、心臓の筋肉に血液を送り込む専用の血管(冠動脈)があります。心筋梗塞とは、この冠動脈の壁に沈着したコレステロールの塊(プラーク)が破裂し、それによって生じた血栓が冠動脈を封鎖するため心筋が壊死する病気です。

心筋梗塞になる前に治療するのが理想ですが、突然に発症するため一般の健康診断で予知することは困難です。そのため、異変を感じたら早めに医療機関を受診することが大切です。心筋梗塞を起こした場合、発症6時間以内にカテーテル治療を行うのが理想と言われています。

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症状

心筋梗塞の原因は、狭心症と同じく冠動脈の老化(動脈硬化)といわれております。中高年に多く見られる疾患ですが、近年では生活習慣の乱れがちな若年層にも増えています。主に下記のような症状が見られる場合は、早めに受診されることをお勧めします。

心筋梗塞に見られる主な症状